不動産業者に騙されないようにするにはどうしたらいいの?|カモにされやすい客の特徴3選

読んだ人だけ得をする「新築」購入テクニック
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こんにちは。

不動産業界で20年以上働く「1972年生まれくん」です。

今日は新築住宅を検討する際、「カモにされやすいお客さん」の特徴をまとめてみたいと思います。

是非これを読んで、「カモにされない知識」を身に着け、不動産業者と上手に付き合いながら住宅探しをしていただくことができればうれしいです!

カモにされやすいお客さんの特徴3選!

不動産業界20年以上の私が考える「不動産業者のカモになりやすいお客さん」の特徴はコチラ!

カモにされやすいお客さんの特徴
  1. 公務員や大手企業に勤めている人
  2. 新婚でまだ子供がいない夫婦
  3. 営業を必要以上に信用してしまう人

どうですか?もしこの中に一つでもあてはまっていたら、あなたは「うまそうな獲物」にみえていること間違いなしです。

私の経験談も交えながら、もう少し詳細に触れていきたいとおもいます。

1.公務員や大手企業に勤めている人は要注意!

このタイプの方は「悪い物件を紹介されるカモ」ではなく、「高額な物件をかわされてしまうカモ」になりやすいので注意が必要です。

皆さまもご存じのとおり、公務員の方や大手企業に勤めている人は、住宅ローンを通常より多く借りることができる場合が多いです。

ここで、住宅を紹介してくれる不動産営業の生態を再度おさらいしますと、私たち不動産営業の給与は「歩合制」がほとんどです。高額な物件を売れば売るほど、給与も上がっていきます。

つまり、お客さんにはできるだけ高い物件を買ってもらいたい!住宅ローンを多く利用できる属性の良いお客さんにはガッツリ高額物件を買ってもらおうと狙いを定めます。

1972年生まれくんのプチ情報
1972年生まれくんのプチ情報

公務員など住宅ローンを組みやすい職業の方を「属性が良い」という言い方をするよ。

では不動産営業は高額な物件を買ってもらうためにどうするか?

これってすごく簡単!

高額の住宅を見せちゃえばいいんです。これだけ!

普通の建売住宅を数件見学した後に、ズバっと高額の購入住宅をみてもらう!

日当たりが良く、庭もあって、駐車場も2台分ある!フローリングも材質があきらかに良くて心地よい!

間取りも凝っていて、壁紙もおしゃれ!キッチンもおしゃれ!リビングもおしゃれ!

どうですか。こんな住宅を見てしまったら、普通の建売住宅に戻れますか?

私の経験上、まず無理でしょう。

なぜならそこで暮らす「幸せな生活」をイメージしてしまい頭から離れない。ほかの物件をこの後見てもすべて高級住宅と比較してしまい、欠点ばかりに目がいってしまうのです。

だから不動産営業は資金的に買えない人には絶対高級住宅は見せません。見たら最後、建売住宅にはもう戻れないからです。

なので、公務員や大手企業に勤めている人は、住宅予算の上限を事前に確認し、不動産営業が予算以上の住宅を見せようしたら、頑として断ってください。

多額の住宅ローンを利用できるからといって、支払いが安くなるわけではありません。しっかり高額の借り入れに対する返済がこのあと待っています。

住宅ローン返済の負担は、今後の生活に大きく影響してきます。くれぐれも無理のない範囲で住宅ローンを利用するようしたほうがいいとおもいます!

ちなみにその高級物件が値引きできれば、話は別!

値引きしやすい住宅の特徴をまとめた記事がありますので、よかったらあわせて読んでくれたらうれしいです。

2.新婚でまだ子供がいない夫婦

新婚さんでまだお子様がいない夫婦のお客様は、ズバリ要注意です!

特に今後、お子様も含めた3~4人家族の生活をイメージしている方は更に要注意です!

それは「子供がいる生活をまだ理解できていないから」です。

なので、「建物極小物件」や「不整形地物件」2LDK」などファミリー向けではない間取りの住宅を紹介されることがあります!

私も息子がいますが、子供が生まれてわかることがたくさんあります。

特に間取りについて、「もっと収納が必要だった!」とか「部屋数が足りない!」とかいろいろ問題が出てきます。

でも私の経験上、まだ子供がいない新婚さんは「大人な感じのおしゃれな住宅」や「部屋数よりリビングの広さ」などを重視する傾向があります。

つまり、ファミリータイプではない広さの住宅や、将来子供部屋がとれない2LDKの間取りの住宅を買ってしまい、後に後悔することになるのです。

この手の住宅は、あまり大きな建物が建てられない規制のある区域(第1種低層地域)などに多くみられます。

「間取り少なさ」や「建物の狭さ」などのデメリットを、豪華な内装や広いリビングルームなどで補います。また価格がお手頃な場合が多いです。

この「お手軽価格」、「豪華な内装」に騙されないで!しっかり今後の生活のあった住宅を見つけてほしいです!

皆様にはそれぞれ事情や考えがあって、住宅購入の時期を検討しているのは重々承知したうえで、私の考えを言わせてもらうのならば、お子様のいる生活をイメージしている方は、できれば住宅購入はお子様が生まれてからが良いと思っています。

3.必要以上に「不動産営業」を信用してしまう方!

たまにいるんです。「物件はまだ見つかっていないけど、営業はあなたに決めたから!」なんて言ってくれるお客さんが!

営業としてうれしい限りですが、これって正直かなり危険です!

不動産営業の生態を再確認しますと、私たちは家を売るのが仕事です。しかもできるだけたくさん!高額な住宅を!

更に本音を掘り下げると、「優良物件」はできるだけ売りたくない!なぜならこの住宅を広告し続けることで集客できるから。なので、売れない人気薄の住宅をさっさと売ってしまいたい!

とこんな感じです。さて、先ほどのお客さんにどんな住宅を売りつけるか。もうお分かりですよね。。

不動産営業は、数千万の住宅を一生分の借金を背負わせてお客さんに売ります。

これは体力的にも精神的にも大変なことで、その世界で生き残っている営業は超図太い精神をもっていることが多いです。

土地が絡むと人は攻撃的になり、隣地との境界のいざこざで殺し合いになった例もあります。昔から戦争の理由は領土(土地)の奪い合いでしたよね。。。

不動産営業はこんな金欲がうずまく人間の本性を幾度となく経験し、苦しみ、乗り越えてきた猛者どもです。

だからといって不動産営業を信じるなというわけではありません。良い住宅に巡り合うためには不動産営業の協力は不可決です!

ただ、不動産営業とはどういう人たちが多いのか、しっかり理解したうえで付き合ってほしいのです。

全てを不動産営業の任せるのではなく、情報サイトなどを使い自分で相場を確認したり、新物件の情報を確認したりして、対等な関係で不動産営業と接することができればきっと素晴らしい住宅探しになると思います!

不動産営業が嫌うお客さんの特徴をまとめた記事がありますのでよかったらあわせて読んでくれたらうれしいです。

まとめ

以上、「不動産業者に騙されないようにするにはどうしたらいいの?カモにされやすい客の特徴3選」でした。

この記事が、住宅を探されている方のお役にたてたら、とてもうれしいです。

新築住宅の最強の探し方をまとめた記事もありますので、良かったら読んでくれたらうれしいです。

住宅探しは人生最高のイベントです!楽しみながら素敵な住宅に巡り合えることを心から願っています!

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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