こんにちは。1972年生まれくんです。
その名の通り1972年生まれ。20年以上不動産業界で働いています。
このページでは、「住宅探しをはじめた方が少しでも安心して良い住宅にめぐり合ってほしい!」と心から願って、住宅探しの方法をご紹介していきたいと思います!
- 不動産会社への忖度は一切なし!
- できるだけわかりやすく!
- 「自分ならどのようにして家を買うか」という目線で書く!
今回のテーマは、「まだ完成していない、建築中の新築戸建て(建売)を見学するときに確認してほしいポイント」をご紹介します。
「何を確認すればいいのかわからない!」という方には、必見の記事です!
是非この記事を読んで、少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。

この記事を読めば、住宅見学はバッチリ!
新築一戸建て(建売住宅)見学 必ず確認してほしいポイント!~未完成編~
まだ建築中の状態では「住宅見学をしても意味がない」と思っていませんか?
実は、この建築中の時だからこそ、しっかり確認してほしいポイントがあるんです。
そしてこのポイントは、建築中にしか確認できません。そして住宅の良し悪しを判断するとても重要なポイントです。
そのポイントとはこちら!
「建築現場がきれいに整理整頓されているか」を確認する。
「なんだそんなことか」と簡単に考えないで!これ本当に超重要です。
長く安心して暮らすことのできる住宅かどうか、この確認が全て!と言っても私は過言ではないと思っています!!
その理由を、私の経験談を交えながら解説してみたいと思います。

このポイントを押さえておけば、安心して住宅を検討できます!
住宅の良し悪しは「職人の質」で決まる。

先ほどお伝えしたポイント「建築現場がきれいに整理整頓されているかを確認する。」とはつまり、「職人の質を確認してほしい。」ということです。
最近の建売住宅は、構造上の設計は全く問題ない、むしろ高性能な住宅がほとんどです。

耐震等級3という最も高いレベルを取得している住宅も多いよ。
さまざまな住宅が、「柱の太さが太い」とか「基礎の構造がしっかりしている」とか「住宅性能評価を取得している」とか、安全性をアピールしています。
それはとても素晴らしいことなのですが問題は、その設計図通りに建てていくのは人間だということ。
つまり、どんなによい設計図で、素晴らしい建材を使っていても、建てる人間(職人)がダメなら、ダメな家しかできない。ということです。
ホントにあった、驚愕の現場
不動産営業は、ほぼ毎日様々な住宅現場を見ます。私自身も、いままで数えるのも嫌になるほど建築中の住宅を見てきました。
その中で、たまにこんな現場を見かけることがあります。
- どうみてもド素人の若者が、家の大切な躯体の釘打ちをしている。
- キッチンなどの設備を、くわえタバコしながら家の中へ運んでいる。
どうですか。。こんな職人が建てた家って。。どうですか。
不動産業界で生きる人間として、本当に悲しくなります。。
やがて建物が完成してしまえば、見た目はきれいな新築です。建てた職人はもう現場にいません。
大事な躯体に打たれた釘も確認することは出来ません。
だからこそ、建築中の住宅を見て、職人の質を確認して欲しいのです!
では、職人の質を確認するにはどうすればよいのか。お伝えしたいと思います。
職人の質を確認する方法
平日に見学する場合
作業をしている平日に住宅見学をすることが出来れば完璧です。
当然、技術的なところは見ていてもわからないと思います。なので、働いている雰囲気を感じ取ってください。
家を施工してくれている職人さんを、作業の邪魔にならないところから見ているだけで、丁寧に作ってくれているかわかると思います。
良い現場は、しっかりした親方がいて、作業員がテキパキと動いています。
見た目怖い人もいますが、私の経験上、そういう方のほうが優しくてしっかりしています。親方によっては、作業を止めて説明をしてくれる場合もあります。

良い職人さんの条件は見た目じゃないよ。
もし、建築中に住宅購入を決めた場合は、職人さんに缶コーヒーなど差し入れしてあげるのもいいですね。きっと素晴らしい家を建ててくれると思いますよ。
土日、祝日に見学する場合
ただ、平日に見学するのは難しく、土日にしか見学ができない方も多いと思います。
そこで職人がいないときに是非確認してほしいのが、、
「建築現場がきれいに整理整頓されているか」を確認する。
です。
私の経験上、良い職人さんの現場はとてもキレイに整理整頓されています。とくに作業が終わった後は現場をキレイに掃除して帰ります。
是非現場で確認して欲しいことをまとめてみたいと思います。
- 現場の資材や道具が整頓されて置いてあるか。
- 空き缶やタバコの吸い殻が現場に落ちていないか。
- 建築現場前の道路が泥だらけになっていないか。
この整理整頓は、しっかりした親方がいる現場はきちんと守られていることが多いです。
良い親方がいる現場の住宅はとても安心!是非こういう住宅にめぐり合いたいものです。
まとめ 「建築中の現場をみて、どんな職人さんが建てているのか確認しよう」
今回は、建築中の住宅見学の大切さをまとめてみました。
もし建築中の現場を見ることができなかった場合は、思い切って担当営業さんに聞いてみましょう。
どんな現場の様子だったかを正直に教えてくれるかどうかで、担当営業さんの質も判断できますね。
担当営業さんがしっかりしていないと契約後、本当に苦労します。見極め方や私の考える最強の購入方法をまとめた記事がありますので、是非読んでくれると嬉しいです。
住宅見学はとっても楽しい時間です!
家族みんなで新生活を想像しながら、さまざまな住宅を見学してください!
住宅探しは、人生の大イベントです!楽しみながら良い住宅にめぐり合えるようがんばりましょう!!応援しています!!
コメント