こんにちは。1972年生まれくんです。
その名の通り1972年生まれ。20年以上不動産業界で働いています。
このページでは、「住宅探しをはじめた方が少しでも安心して良い住宅にめぐり合ってほしい!」と心から願って、住宅探しの方法をご紹介していきたいと思います!
今回のテーマは、「完成した新築戸建て(建売)を見学するときのチェックポイント」をご紹介します。
「何を確認すればいいのかわからない!」という方には、必見の記事です!
是非この記事を読んで、少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。
この記事を読めば、住宅見学はバッチリ!
新築戸建(建売)見学 チェックリスト
希望エリアや駅までの距離、子供の学区域など、住宅選びの際に大切にしていることがいろいろあると思います。
今回はそのような「住環境」は別にして、「建物に関すること」に特化してチェック項目をまとめてみました。
まずは、「私が住宅を買うなら必ずチェックする24項目」をズラリと書いてみます。
- リビング
- 広さ・空間の居心地の良さ→「これが全て!」
- 日当たりの良さ→「注意して欲しいポイントがあります」
- 窓からの景色
- 窓の多さ
- 窓・サッシの断熱性→「必ず確認して!」
- 照明位置(特にダイニングテーブルを置くところ)
- コンセント・テレビ端子・ネット回線の位置
- 収納の広さ
- キッチン
- 高さ
- 照明の明るさ→「結構大切なチェックポイントです。」
- 収納(特にオープンキッチンの場合)
- 食洗器の有無、将来配置できるか。
- 冷蔵庫置場・食器棚置場の広さ
- 廊下・動線
- リビングから洗濯機置場、トイレ、洗面までの動線
- 廊下が長い間取りになっていないか。
- トイレがリビングから近すぎないか。
- 寝室・子供部屋
- テレビ端子、ネット回線の端子があるか。
- 各部屋に収納があるか。
- 部屋の形にデッドスペースがないか。
- バルコニーの広さは十分か。
- 玄関
- 下足入れの大きさは十分か。
- 駐車場
- 車の出し入れに問題がないか。
- 洗車用の水栓があるか。
- 電気自動車への対応ができるか。(充電設備など)
詳細について、解説していきたいと思います。
住宅見学は「楽しむ」ことが一番!心に余裕をもって確認してね!
リビングのチェックポイント
リビングは、家族が一緒に過ごす時間が最も多い部屋になると思います。
私の経験上、リビングのイメージがしっくりこなければ、他の設備がどんなに良くても、購入しないお客さんが圧倒的に多いです。
なので、まずは「リビング」を最優先して確認することをおススメします!
リビングで確認すべき項目はコチラ。
- リビング
- 広さ・空間の居心地の良さ
- 日当たりの良さ
- 窓からの景色
- 窓の多さ
- 窓・サッシの断熱性
- 照明位置(特にダイニングテーブルを置くところ)
- コンセント・テレビ端子・ネット回線の位置
- 収納の広さ
全部で7項目書かせてもらいました。いろいろ書かせてもらいましたが、ズバリ!自分にあった住宅か判断するのに最適な判断方法はコチラ!
「リビングに入った時の第一印象」を大切にしてください。
私はこれが全てであると言っても過言ではないと思います。
理屈ではなく、「感覚」。
幸せに家族が生活するイメージが湧いたかどうか。自分が抱いた気持ちを是非信じてほしいと思います。
自分の感覚を信じて!!
とは言っても、感覚だけで住宅を決めるのは怖すぎますよね。。
そこで、リビングで絶対確認して欲しいことをお伝えします。
まずは、「日当たり」と「窓から見える景色」。
これはセットで確認してください。というのは、「日当たりが良い」場合は「窓の外は人通りの多い道」だったりすることが多いのです。
リビングの窓から歩行者が見えると「落ち着かない」という人が多いよ。
また窓を開けたら、隣の家のトイレの窓が目の前にある。なんてこともあります。
室内から窓の外の景色を確認できるのは、完成住宅見学の特権です。かならず全ての窓を確認しましょう。
また、窓ガラスとサッシの「断熱性能」を必ず確認しましょう。
ここを確認をする方は結構少ない。でも快適に生活をするためにはとても大事な性能です。
いろいろな断熱効果がある製品がありますが、とりあえず断熱の性能がついていればOKだと思います。忘れずに確認しましょう。
断熱効果の無いガラスだと「結露」もしやすい。カビも発生しやすくなってしまうよ。
窓の多さも大切なチェックポイントです。
窓が多い部屋をみると、明るくて解放感があって、目がキラキラしてしまいがち。
でも、「窓が多い」ということは「壁が少ない」ということ。つまり壁面に置きたい家具や家電の配置が、かなり難しい部屋だということです。
窓ばかりの部屋は、家具の配置が本当に難しいよ!
必要最低限の家具が配置できる部屋かも合わせて確認しましょう!
その他、コンセントや照明位置なども確認することをおススメします。
リビングのチェックポイントをもっと掘り下げて、別記事でまとめる予定です。もしよかったら合わせて読んでいただけたらうれしいです。
キッチンのチェックポイント
キッチンのチェックポイントはこちら。
- キッチン
- 高さ
- 照明の明るさ
- 収納(特にオープンキッチンの場合)
- 食洗器の有無、将来配置できるか。
- 冷蔵庫置場・食器棚置場の広さ
キッチンは、作業スペースの高さをまず確認することをおススメします。
最近の住宅は、結構高さがあるキッチンを設置している場合があります。実物で確認できるのが完成住宅の醍醐味です。是非確認しましょう。
また手元を十分明るく照らしているか、照明をしっかり確認しましょう。特にオープンキッチン(対面式で開放的なキッチン)は照明がかなり高い場所に付いている場合がありますので、要注意です。
またオープンキッチンは上部が開放的になっているので、吊戸棚がありません。調理道具をたくさん持っている方は、収納スペースが足らなくなることがありますので注意してください。
オープンキッチンは開放的で人気があるけど、収納力が大幅に減りますよ。
冷蔵庫のスペースや食器棚を置くスペースが小さい場合があります。忘れずに確認しましょう!
廊下・動線・寝室・子供部屋のチェックポイント
廊下・動線・寝室・子供部屋のチェックポイントはこちら。
- 廊下・動線
- リビングから洗濯機置場、トイレ、洗面までの動線
- 廊下が長い間取りになっていないか。
- トイレがリビングから近すぎないか。
- 寝室・子供部屋
- テレビ端子、ネット回線の端子があるか。
- 各部屋に収納があるか。
- 部屋の形にデッドスペースがないか。
- バルコニーの広さは十分か。
まず廊下が長さを確認しましょう。
好みはあると思いますが、廊下が長いということはその分、部屋の大きさが小さくなっているということ。
私はできるだけ廊下の面積が少ない間取りをおすすめしています。
トイレの位置はかなり重要です。
「トイレの位置をもっと考えるべきだった」という後悔をする方が結構多いよ。
リビングとトイレが近い位置にあると、音が気になってしまう場合があります。リビングとトイレがつながっている間取りの場合は、十分注意しましょう!
子供部屋・寝室は、各部屋にテレビ端子、ネット回線端子があるか確認しておきましょう。
コンセントの数もしっかり確認してね。
収納は必ず扉を開けて、大きさを確認するようにしましょう!
ウォークインクローゼットは人気ですが、実は収納力はそれほど多くありません。
同じ面積であれば、壁面についている通常のクローゼットの方が収納力はあります。
「ウォークインクローゼットはたくさん収納できる」という幻想に惑わされないようにしましょう!
遠慮しないで、収納の扉はしっかり開けて確認しましょう!
バルコニーを確認する際、物干し金物が付いているかを、しっかり確認しましょう。
以前、物干し金物が付いていない住宅がありました。付ける場合はオプションで別料金が発生するとのこと。驚きです。。レアなケースだとは思いますが、念のため確認することをおススメします。
玄関・駐車場のチェックポイント
まだ小さなお子ちゃまがいる方は、玄関は広いほうが便利だと思います。ベビーカーを置く場所が無くみなさん苦労していると思います。。
特に土間収納(玄関からつながる収納)は、私の経験上とても満足してくれるお客さんが多い印象です。
花粉症の時期は、上着を土間収納にかけておけば室内に花粉を持ち込まずに済むのでありがたいですよね!
下足入れの大きさも、忘れずに確認してね。
駐車場は、「広さ」、「幅」、「死角がないか」を確認をしましょう。
実際に自分の車を駐車させてくれる住宅もあります。担当営業さんに聞いてみましょう。
「駐車2台可」という住宅は、1台は軽自動車しか入らない場合があるので要注意です。
水栓の位置も結構大切!洗車や庭の手入れに使いやすい場所にあるか、しっかり確認しましょう!
実は…完成前の建築中に見学するのも、すごく大切!
まだ建築中の状態では「住宅見学をしても意味がない」と思っていませんか?
実は、この建築中の時だからこそ、しっかり確認してほしいポイントがあるんです。
そしてこのポイントは、建築中にしか確認できません。そして住宅の良し悪しを判断するとても重要なポイントです。
そのポイントとはこちら!
「建築現場がきれいに整理整頓されているか」を確認する。
「なんだそんなことか」と簡単に考えないで!これ本当に超重要です。
詳細はこちらの記事にまとめました。是非合わせて読んでくれたらうれしいです。
まとめ
今回は、完成した住宅を見学する際の「チェックリスト」と「ポイント」を紹介しました。
今回のチェックリスト以外でも、住宅を探しているみなさんそれぞれが大切にしているポイントがあると思います。
遠慮せずに、担当営業さんにどんどん聞いてみましょう!きちんと答えてくれるかどうかで、担当営業さんの質もあわせて確認できますね。
担当営業さんがしっかりしていないと契約後、本当に苦労します。見極め方や私の考える最強の購入方法をまとめた記事がありますので、是非読んでくれると嬉しいです。
住宅見学はとっても楽しい時間です!
家族みんなで新生活を想像しながら、さまざまな住宅を見学してください!
住宅探しは、人生の大イベントです!楽しみながら良い住宅にめぐり合えるようがんばりましょう!!応援しています!!
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