APEXやフォートナイトを小学生がプレイして大丈夫?|心配なので色々調べてみた!

50代パパのひとりごと
スポンサーリンク

私の息子は小学3年生。

大人気の「APEX」に夢中で友達とオンラインでつながりながら、ゲームをしています。

戦場のような場所で相手を撃ち殺す暴力的な内容なので、親として子供にプレイさせて良いのか悩んでしまいます。

ママ・パパの悩み
  • 戦争をゲームのように感じてしまう?
  • 暴力に慣れて麻痺してしまう?
  • チャットなどで暴言を吐き、友達トラブルになる?
  • 心理的・身体的に悪影響がでる?

夢中になって、バンバン銃で相手を撃っている息子を見ていると怖くなってきます。。

そこで、小学生がAPEXやフォートナイトで遊ぶことについての「メリット」、「デメリット」を色々調べてみました。

同じような悩みを持っているママ・パパの参考にしてもらえたら嬉しいです。

学術上では、賛否両論!

残虐・暴力的なゲームが、心理的や身体的に悪影響を及ぼすのか。

国内外の論文や報告を23件ほど見てみましたが、結果は「賛否両論!」

現段階では「ゲームが悪影響を及ぼすと断言はできない。」ということのようです。

特にアメリカは少年による銃乱射事件などがあり、ゲームの影響が大きいのではないかということで、様々な機関や大学が検証をしていました。

2000年代前半は「悪影響を及ぼす」という内容のものが多かったのですが、近年に近づくにつれ「影響を及ぼすとは断言できない」という報告が多くなってきているように感じます。

暴力ゲームが悪影響?!

東京大学の研究成果(2013年発表)によると、

「暴力的なテレビゲームが表情認知に与える影響は長期的である一方で、攻撃性に与える影響は短期的であることが示唆された。」

とあります。

怒った人の顔を見ても、その表情を感じ取る力が鈍感になっていることが分かったそうです。

でもこれが、攻撃性や残虐性と関係あるかと言えば、「たぶん無い」ということみたいです

攻撃性については、被験者にゲームが終わったあと質問用紙へ回答してもらったところ、成人男性のみ増加したという結果を得たそうです。

でもこんなの感じ方の問題であまり説得力無いですよね。。。

2015年にはAPA(アメリカ心理学会)が

「幼い頃の暴力的なビデオゲームに暴露された子供たちは、そうでない子供たちよりも積極的に行動する傾向がある」

と発表した研究結果があるそうですが、これが子供の暴力行為につながるものなのかと、2016年にはイギリスの研究チームが研究し「幼少期における暴力的なゲ―ムのプレイと青年期の行為障害には相関関係が無い」発表したそうです。

ゲームは、「脳科学上、良い効果」がある!?

先ほどの東京大学の研究成果では

「テレビゲームで遊ぶことによって加齢による認知機能の低下を防ぐ効果が報告される」

とあります。

また、アメリカやスウェーデンの報告では「ワーキングメモリーが向上する」「空間把握能力が向上する」など、様々な良い効果が発表されています。

ただこのような調査には、何やらゲーム会社の金が裏に見え隠れしているようで、そのまま信じてよいのか微妙な感じがします。

ネットで、友達や他人と一緒に遊ぶのも不安。

APEXやフォートナイトはネット回線で、ほかの人とつながって遊ぶことも魅力のひとつなのだと思います。

我が息子(小学3年生)もマイク付きヘッドホンを付けて、友達と遊んでいます。

ついつい夢中になって、「死ね!」とか「消えろ!」とか普段では言わない言葉を使っています。

こんな姿を見ていると、このままでは友達関係がおかしくなってしまうのではないかと、心配になってしまいます。

しかし、子供の世界のことに親はできるだけ介入したくはないので、次のようなことだけは守るように言い聞かせています。

  • 「知らない人とチャットやボイスチャットはしてはいけない」
  • 「有料のアイテムは絶対に買ってはいけない」

我が家の結論|道から大きくはみ出さないよう注意しながらゲームに触れさせる

本来ならば、このようなゲームはやらせない方がいいのかもしれません。

ただ、私はこうも思ってしまうのです。

子どもたちの世代は「本格的なネット世界の入口世代」なのではないか。と。

これから子どもたちが生きていく世界は、今よりもっとネット中心の世界になるのかもしれません。

新しい世界には、新しいルールや常識があって、そこをこれから理解していかなくてなならないとおもいます。

今のうちから、ネット世界で行ってよいこと、ダメなことを学ぶことも大切なのではないか。

そのような世界から、息子を遮断してしまってよいのだろうか。

それが本当に息子を守ることになるのだろうか。

ほのぼのしたゲームで盛り上がってくれればよかったのですが、そこは人間の悲しい性なのか、このような銃で撃ちまくる生き残りゲームが流行ってしまいました。

この流れを変えることなど無力な私にはできないのですから、「息子が道から大きくはみ出さないよう注意してあげながらゲームに触れさせること」が今考えられる私なりの最適解なのかなと思っています。

戦争や命について伝えるのは「親」の大切な使命かも。

学術上でははっきり「問題あり」と示せないとしても、やはり親として子供に暴力ゲームをさせることは心配です。

「実際の戦争」と「撃ちあい生き残りゲーム」は、全く違うことをきちんと子供に伝えることが、親である私の使命だと今回改めて感じました。

心を込めて伝えれれば、必ず息子は理解してくれると信じたいとおもいます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました