【那須・日光】50代パパの体力温存 × 子供の冒険心。本質を知る大人の「旅の最適解」

小学生大喜び おすすめ家族旅行
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こんにちは。1972年くんです。

突然ですが、「旅行中、子供の無限のエネルギーに圧倒されて、自分の魂が抜けかけていませんか?」

50代のパパである私は、体力は正直なところ下り坂。対して、小学生の子供はエネルギーの塊。このギャップをどう埋めるか。

単に子供に合わせるだけの「接待旅行」はもう卒業です。

今回は、那須・日光を舞台に、「大人の体力温存」と「子供の好奇心・成長」を両立させる、最適解のルートと過ごし方を提案したいと思います。

【動】NOZARU(ノザル):息子の「恐怖」が「自信」に変わる瞬間を見る

まず、那須で子供のエネルギーを爆発させるなら、空中アスレチック「NOZARU(ノザル)」一択!

50代の私、最初は「見学でいいかな…」と思っていました。しかし、ここでの正解は「パパも飛ぶ」だと思います。ただし、無理は禁物ですよ。。

小3以上なら迷わず「大人コース」へ放り込め

ここには子供用コースもありますが、もしお子さんが小学3年生以上なら、迷わず「大人用コース」に挑戦させることを、おすすめします。

そこには「本物の恐怖」があるからです。

高い樹上に張り巡らされたロープ。足場は不安定。息子は最初、威勢よく登っていきましたが、中盤の難所で動けなくなってしまいました。

でもここが、旅のハイライトです。

あえて距離を取り、後ろから声をかけ続けました。

葛藤の末、息子が自分で一歩を踏み出し、ゴールできた瞬間は、息子の成長に親として涙がでてしまうほどの感動してしまいました。。。

ここだけの話(実体験による警告)

感動のあとに、大人の現実的な話をします。

  1. 虫よけスプレーは必須: 森の中です。夏場は虫たちの楽園です。忘れると地獄を見ます。
  2. 天気と「返金」のシビアな現実: 山の天気は変わりやすい。2年前の夏、開始30分でゲリラ豪雨に見舞われました。周辺道路が川のように水没するレベル。当然中止ですが、返金はありませんでした(涙)。 自然相手のアクティビティ、このリスクも含めて「経験」と割り切りましょう。
  3. ジップラインの爽快感: 最後はジップラインで滑空してゴール。この瞬間の親子の連帯感、「やったな!」というハイタッチは、一生の宝になります。

【癒】鹿の湯:遊びきった体を「本物」でリセットする

ノザルで全力を出し、汗と土にまみれた後。ここで行くべきはスーパー銭湯ではありません。 那須の原点、「鹿の湯」です。

硫黄臭ガンガン。「本物」を知る教育

ここは強烈です。硫黄の香りが立ち込め、温度別に6つの浴槽が並ぶストイックな空間。 「熱い!臭い!」と騒ぐ息子に、私は黙って湯に浸かる背中を見せます。

「これが、地球のエネルギーだ」と。

地元の常連さんが教えてくれた「入浴方法」

熱がる息子と、浴槽の縁に座って足湯だけしていた時のこと。地元の常連と思われるおじいさんが、優しく、しかし諭すように教えてくれました。

「この温泉は効能が強いので長湯はご法度。足湯も危険だよ」

確かに、壁にも同様の注意書きが張ってありました。

息子と一緒にお礼を言い、おじいさんと少し会話を交わしました。アットホームな交流も楽しむことができる「社会勉強」こそ、旅の醍醐味です。

※注意: お土産に売店で「湯の花(温泉の素)」を買いました。自宅でも楽しみましたが、翌日、家族全員の体から硫黄臭がプンプンします。大事な会議がある前日は、絶対に使ってはいけません(笑)。


【感】NASU SHOZO CAFE:一流の「雰囲気」を肌で感じさせる

温泉でさっぱりしたら、大人の時間です。「ナス・ショウゾウ カフェ」。 人気店ゆえに入店待ちは必至ですが、待つだけの価値はあります。

味覚と「空間」を味わう

おすすめは、テラス席。 そしてオーダーは「スコーン」を注文することをおすすめします!

添えられたブルーベリージャムとクロテッドクリーム。これを焼きたてのスコーンに乗せて頬張る。

「うまい!」と目を丸くする息子。 サンドイッチも絶品ですが、私が息子に感じて欲しかったのは味だけではありません。 スタッフの方の洗練された所作、店内に流れる穏やかな空気感。

つまり、「居心地がいい」っていう感じです。

小学生の息子も、一流の空気に触れれば何かを感じ取ります。大満足のティータイムでした。

【泊】七重八重(鬼怒川温泉):50代の休息は「静寂」と「質」で決まる

那須から移動し、宿泊は鬼怒川温泉の「七重八重」へ。 50代の旅において、宿だけは妥協できません!ここで体力を全回復させる必要があります。

景色という「薬」と、個室での「贅沢」

部屋に入った瞬間、目の前に広がる鬼怒川の渓谷美。この静寂が、疲れた脳に染み渡ります。 そして食事は個室で。

周囲を気にせず、丁寧に作られた料理を味わう。息子にとっても、騒がしいファミレスとは違う「食事の作法」や「特別感」を学ぶ場になったと思います。

「手入れ」の行き届いた宿

正直に言います。温泉の泉質だけで言えば、昼間の「鹿の湯」が最強でした。 しかし、ここの露天風呂には「絶景」と「清潔さ」があります。

隅々まで手入れが行き届いた館内、快適なふかふかのお布団。

「古い」ではなく「歴史がある」ものを大切に使う美しさ。

息子も、こういう「見えない手間」に気づいたようで、「とても雰囲気がいい」と大満足の様子でした。

まとめ:大人の余裕が、子供の記憶を深くする

今回の旅で、親が「本質(本物の温泉、一流のカフェ、手入れされた宿)」を楽しむ姿こそが、子供への最高の教育になるのかもしれないなと、感じました。

  • ノザルで限界に挑ませ、
  • 鹿の湯でマナーと自然の力を知り、
  • SHOZO CAFEで感性を磨き、
  • 七重八重で休息の質を知る。

ただ遊ぶだけではない、深みのある家族旅行だったと思います。

この記事が「大人の余裕」を携えて、那須・日光へ出かけてみたいパパ・ママの参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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