【はじめての住宅購入】新築戸建を買う前に絶対にやってはいけない5つのこと

新築一戸建て最強の買い方
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こんにちは。1972年生まれくんです。

20年以上不動産業界で働いています。

このページでは、「住宅探しをはじめた方が少しでも安心して良い住宅にめぐり合ってほしい!」と心から願って、住宅探しの方法をご紹介していきたいと思います!

1972年生まれくんのモットー
  • 不動産会社への忖度は一切なし!
  • できるだけわかりやすく!
  • 「自分ならどのようにして家を買うか」という目線で書く!

今回のテーマは「新築戸建を買う前に絶対やってはいけない5つのこと」です!

これから住宅を購入みようかな。と考え始めた方は必見の内容です。

是非読んでいただき、少しでも住宅探しの参考になればうれしいです。

これを読んで、危険を回避しよう!!

新築戸建を買う前にやってはいけない5つのこと➡住宅ローン審査が通らなくなる5つのこと

住宅を購入するとき、ほとんどの方が「住宅ローン」を利用すると思います。

今までたくさんのお客さんに出会いましたが、たぶん95%以上のお客さんが住宅ローンを利用したと思います。

この「住宅ローン」が、住宅購入の運命を大きく分けます。

どういうことかというと…「住宅ローンが借りられない=住宅を買えない」ということなんです!

住宅ローンが借りられなくて、涙するお客さんをたくさん見てきました( ;∀;)

住宅ローンは金利がとても低く、年0.4%台の金利で借りることができる、おそらく日本で最強のローンです。(2023年3月現在)

どれでけすごいのか。金利だけで比較すると、こんな感じ。

4,000万円借入 35年払いの場合(ボーナス払い無)※変動金利 ※2023年3月現在

・住宅ローン(金利:0,475%)…毎月の支払額:約103,000円

・多目的ローン(金利:6%)  …毎月の支払額:約228,000円

単純に金利だけで比較してみました。(多目的ローンは4,000万円も貸してくれないので注意!)

毎月約125,000円の差!年間で150万円の差!!住宅ローンってすごくお得なローンなんです。

それだけに審査が厳しい。住宅ローンを借りる力を身につけることが、住宅購入には欠かせない第一歩なのです。

では、どんなことをすると「住宅ローン」が借りられなくなってしまうのか?

代表的なこと、そしてうっかりやってしまうかもしれないことを「5つ」ピックアップしてみました。

住宅購入前に絶対やってはいけないこと
  1. 車を買う(ローンで)
  2. クレジットカードのリボ払いを利用する
  3. 転職する
  4. 会社の役員になる
  5. 借金する

それぞれ詳細を、自分の経験談を交えながら解説したいと思います。

車を買う(ローンで)

これは自分の経験上、結構いらっしゃいました。

これから住宅探しを始めるのに、ピカピカの新車をローンで先に買っちゃう方…多いんですよ。。。

これ、絶対ダメです!!本当にやめてください。

車のローンを先に組んでしまうと、住宅ローンの借り入れ上限額がこんなに減ってしまいます!

衝撃の減額をご覧ください!!

住宅ローン 借入できる上限の金額  

〔年収500万円、車のローンがない場合〕     借入上限額 約3,470万円

〔年収500万円、車のローンが年間60万円の場合〕 借入上限額 約2,280万円

※審査金利3.6%、返済比率35%、借入期間35年で算出

月5万円(年間60万円)の車のローンがあるだけで、約2,280万円しか住宅ローンが組めなくなってしまいます!

車のローンがなければ3,470万円も住宅ローンが組めるのに!!その差1,190万円!!

これだけ借り入れできる金額が違うと、住宅選びの計画が大きく変わってしまうと思います。

車のローンを侮ってはいけません。

どうしても車が必要な場合は、現金で購入するか、親にたて替えてもらうなどを検討することをおすすめします。

車の購入は、住宅購入が終わった後にしよう!

もしすでに車をローンで購入してしまった方は、私の経験上、車を売却してローンを無くすか、自己資金があればローンを一括返済するしか、道は無いと思います。。

(内緒のはなし。。)

たまにですが、車のローンを組んでいるファイナンス会社によっては、銀行に見つからない場合があります。

たとえ、車のローンを残したまま住宅ローンを借りられたとしても、返済はかなりきつくなると思います。返済できず、「差押」なんてことになったら身も蓋もありません。

しっかりと不動産会社の担当営業さんと相談して決めてください。

おまけの豆知識:かんたんな借入上限額の計算方法

「年収×6」で、だいたいの借り入れ上限額がわかるよ!

例)年収600万円×6=約3,600万円(借入上限額)

クレジットカードのリボ払いを利用する

クレジットカードのリボ払い。何気なく利用している方もいるのではないでしょうか。

実はリボ払いって、借入なんです。つまりローンなんです!

住宅購入を考え始めたら、リボ払いはやめましょう!

車ローンの時と同様、住宅ローンの借り入れ上限金額が減ってしまいます。

しかも私の経験上、このリボ払いの利用歴は、住宅ローン審査をする銀行が好ましく思わないことが多いと思います。

銀行さんが嫌がる借入ランキング(あくまでの私の経験上、勝手に決めました)はコチラ!

1位:消費者金融

2位:クレジットカードのキャッシング

3位:リボ払い

それほど嫌がらない借入:車のローン、奨学金ローン

つまり、「浪費家には貸したくない」ってことなんだと思います。

生活に必要な大きな出費(車や教育費)のローンは、それほど印象が悪くならないと思います!

「クレジットカードのキャッシング」も気を付けてくださいね。

私のお客さんで、ATMでお金を引き出せないときは、クレジットカードのキャッシングを利用しているという方がいました。

これ、住宅購入を考えはじめたら、ダメです!気を付けてください!

きちんと返済していてもキャッシングを繰り返し利用していると、銀行の印象が悪くなるよ。

転職する

住宅探しを考えはじめたら、会社を辞めてはいけません。

住宅を探している間は頑張って働き続け、新居の引き渡しが終わってから辞めるようにしましょう。

「契約」ではなくて「引き渡し」だよ。引き渡しが終われば、仕事を辞めても住宅ローンに影響はないよ。

「前月、転職しちゃった。」という方は、約1年間は住宅ローンを借りるのが難しくなる可能性大です。

なぜかというと会社員の場合、住宅ローンの審査には「源泉徴収票」が必要になります。

「源泉徴収票」とは、1年間の「給与(所得)」や「収めた税金」が書かれた書面のことで、12月に会社から配られます。

転職したばかりだと、当然今の会社の「源泉徴収票」がありません。

なので、収入の審査がとても難しくなるのです。借入上限金額が減ったり、最悪ローン不可という場合もあります。

転職した会社が大企業だった場合は、転職したばかりでもローンが借りられる場合があるよ。

銀行は、「長く会社で働いていて、安定した収入がある人」が大好きです。

住宅を探しをはじめた方は、転職時期に注意しましょう!

また仕事が営業職で歩合制の場合は、住宅ローンの借り入れが厳しくなる可能性があります。

今、事務職で固定給の方で歩合制の営業職へ転職を検討してる方は、絶対家を買ってからにしましょう!

不動産営業の仕事は、自分の住宅ローンの審査がけっこう厳しいんです( ;∀;)

会社の役員になる

私のお客さんで、少人数のIT関係の会社にお勤めの方がいました。

希望条件にあった住宅がみつかり、いよいよ契約という時期にこんなことをおっしゃったんです。

「いや~、会社から近々役員になってくれって言われたんですよ。これで給料が上がればローンの支払いも少し楽になりますよ!」

むむむむむむむ。。。。。いけません!それはこのタイミングで絶対にいけませんよ!!

この記事を読んでくださっている皆様も、これはかなりレアなケースだと思いますが覚えておいてください。

「会社役員になる=住宅ローンの条件がかなり悪くなる」です。

会社役員の方は要注意!

さきほど、銀行は、「長く会社で働いていて、安定した収入がある人」が大好きと書きましたが、つまりこれはどういうことかというと

会社に守られている安全な「会社員」が大好きということなのです。

従業員のように会社法で守られていない経営者側の方(役員など)や自営業の方が、住宅ローンを利用しようとすると、かなり厳しい条件を付けられる場合があります。

私の経験でお話しすると、会社役員の方は物件価格の7割までしか借入できないという条件を付けられてしまいました。(この条件はさまざまな要因で変わります)

4,000万円の住宅の場合、2,800万円までしかローンが組めないよ。

のこり1,200万円は自己資金で用意しなくてはならないんです。

住宅の購入は、できる限り会社員の時にすることをおすすめします!

借金をする

これはいままでの記事で書いてきたように、住宅探しをはじめたら絶対ダメです。

特に消費者金融からの借金はやめてください。消費者金融からの借り入れは銀行が最も嫌います。

住宅ローンの審査を行う場合、銀行さんは借入に関する個人情報を確認します。

そこには過去数年分の借入の履歴や延滞の履歴が記載されていて、消費者金融からの借り入れもしっかり記載されているんです。

最悪なのが延滞です。もし過去に延滞の履歴があると、住宅ローンの審査不合格となってしまうこともあります。

だいたい7~10年経つと履歴は消えるといわれていますが、詳細はわからないんです。

この延滞の履歴は、クレジットカードの延滞も含まれます。

住宅探しの時期に、うっかりクレジットカードの支払いを延滞してしまったことで住宅ローン審査に悪影響を与える場合があります。

自分は、お客さんに「住宅探しをはじめたら、クレジットカードの利用はできるだけ控えてください」とお願いします。

そして、「クレジットカードの引き落とし口座には十分な金額を預けておいてください」ともお願いします。

神経質になりすぎと思われるかもしれませんが、住宅探しの期間は「滞納」のリスクをできるだけなくしておくことが大切だと思います。

まとめ 住宅ローン審査が通らなくなる5つのこと

新築戸建を買う前にやってはいけないこと」=「住宅ローン審査が通らなくなること」を5つ紹介しました。

もう一度まとめるとこんな感じです。

住宅購入前に絶対やってはいけないこと
  1. 車を買う(ローンで)
  2. クレジットカードのリボ払いを利用する
  3. 転職する
  4. 会社の役員になる
  5. 借金する

過度に神経質にならなくてもいいと思いますが、知らなかったでは済まされない、大切な5つのことなので、是非皆様の住宅探しの参考にしていただければ、うれしいです。

新築戸建を検討する際、「自分ならこうやって買う」という方法をまとめましたので、是非読んでみてください。

住宅探しは、人生の大イベントです!楽しみながら良い住宅にめぐり合えるようがんばりましょう!!応援しています!!

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