こんにちは!
不動産業界で20年以上働き続けている1972年くんです。
今日も、不動産会社への忖度無しで好き放題書いていきたいと思います!
今日のテーマは、「不動産業者に嫌われる客」です!
お客さんは大切ですが不動産営業も人間ですもんね。嫌な人への接客は当然質が落ちてしまうものです。。
上手に住宅探しをするには、不動産のプロの協力は絶対不可欠!
上手に付き合いながら進めていきましょう!
不動産業者に嫌われる客とは!
私の経験上、不動産営業が嫌うタイプのお客さんとはこちら!
「レインズ」や「指値」、「仮押さえ」など不動産用語を使って、「俺、不動産知ってます」的な感じを出すお客さんが、たまにいます。
不動産の知識を事前に勉強しておくことはとても良いことだと思うし、大切なことだと思います。
ただ、それを武器にマウントをとるような態度は控えたほうが良いと思います。
きっと不動産業者の担当者は「すごいですね。いろいろ不動産のこと知っているんですね!」と笑顔で対応してくれると思いますが、腹の中ではきっとこのように考えているでしょう。
「面倒なタイプな客だな。。未公開情報を出せとか、変なタイミングで値引きとか無理難題を押し付けてきそうだからトットと契約してしまおう。無理そうなら適当にあしらっておこう」
とか
「不動産の知ったかぶりをしているから、細かい説明は省いてサッサと契約しちゃおう!」
などです。
つまり、不動産の知識を知ったかぶりしていると、本来ならば丁寧に説明してくれるはずだった大切な情報を教えてもらえなかったり、面倒な客というレッテルを貼られてしまったりと、いいことはありません。。
とはいえ、先ほども述べましたが、不動産の知識を事前に勉強しておくことは素晴らしいことだと思います。
一昔前の住宅探しは、大変だった!
まだ住宅情報サイトが普及していなかった一昔前の住宅探しは、本当に大変だったと思います。
情報弱者の買主さんは、住宅情報を手に入れるために不動産業者へ行き、担当者が持ってくる数枚の不動産情報で決めていかなくてはならないという状況でした。
その時代、私も極上物件の情報は机の引き出しに入れて置き、条件の悪い住宅から普通の住宅までの数件をお客さんに紹介していました。この中で契約してくれればラッキー!
どうしても契約してくれないお客さんにだけ、最後の砦として引き出しから極上物件を取り出し、紹介していました。
この手法は正直、その当時の不動産業界の常識。おそらくだれもがそのようにして契約していたと思います。
こういう時代には、不動産知識を前面に出し担当者と戦わなければならなかったでしょう。
でも今は違います、買主さんは情報強者です。
不動産業者へ来る前に、住宅情報サイトでたくさんの住宅を見て、相場も大体わかっています。
そんなお客さんに、机の奥にしまった極上物件を。。なんてことしても、お客さんに「それスーモにでてたので知ってます」なんて言われて終了です( ;∀;)
今は、お客さんの方が強いのです!!
不動産担当者へマウントをとりにいくのではなく、互いに協力しあう関係になったほうがきっと住宅探しはうまくいきます。
不動産の営業さんと仲よくする方法 3選!
では、不動産業者の担当者と仲よくするにはどうしたらよいのでしょうか。
私の経験上、これがいい!!と思う3つの方法をお伝えします!!
営業さんの質問には正確に答えよう!
不動産営業の使命は「家を売ること!」
つまり、「接客しているお客さんは家を購入できる方なのか?」
これを判断することが超~重要なのです。
そのための質問が年収や借入額などです。尋問のようで答えにくいとは思いますが、ここをできるだけ誠実に正確に回答することで、営業さんとの信頼関係は大きく深まります。
「まだ住宅購入はそれほど本気ではないから。。」などと言って、ここをないがしろにしてしまうとまず良い情報はもらえないし、接客の質も悪くなると思ったほうが良いと思います。
お互い時間の無駄かもしれないですね。
新居でどんな生活をしたいのか。話してみよう!
これはまじめに話すと、恥ずかしいかもしれないので雑談時にでも簡単に伝えておきましょう!
実はこの情報は、不動産営業にとって住宅選びの大切な判断基準になるんです。
例えば、「道がきれいに整えられていて、新しい住宅が並ぶ美しい街で子育てしたい」などです。
もし、担当してくれた営業さんが優秀な方なら、全然今まで探してきたエリアとは違う。もっともっと魅力的な街の素晴らしい住宅を紹介してくれるかもしれません。
こういう物件を紹介するのが不動産営業の醍醐味!お客さんが驚き、喜ぶ物件を紹介できるよう常にがんばっているのです!
最後に「ありがとう」など感謝のことばを!
不動産営業は、住宅探しの熱が冷めたお客さんにも電話したり、訪問したりしなければなりません。
冷たくあしらわれることが多く、それはとてもつらい業務で悲しい思いをたくさんしています。
不動産営業の仕事を選ぶ方は、人情味あふれる人が多くお客さんに喜んでもらえることを生きがいにして頑張っていることが多いと思います。
お土産やジュースなどの差し入れはいりません。たったひとこと「ありがとう」をもらえれば営業さんはきっとあなたの為に頑張ります!!
ダメな営業の場合は即、退散して!!
不動産営業も人の子!できる人もいれば、ダメダメくんもいます。
もしダメダメくんに当たってしまったと思ったら、即退散して別の会社へ行きましょう!
ダメダメくんの見分け方の一つとしては、住宅営業のマスト資料「銀行の金利表が最新の月のものであるか」です。
もし、先月や先々月の金利表を持っているようなやる気のない営業だった場合は、即退散して下さい。
金利表を持っていないなどは論外です。。。
まとめ
「不動産業者に嫌われる客ってどんな客?|これをするといい物件を紹介してもらえない!?」はいかがでしたでしょうか。
不動産営業と上手に付き合うことが、上手な家探しにつながると思います!
上手に営業さんを手のひらで転がして、素晴らしい住宅にめぐり合ってください!
戸建住宅最強の探し方を別記事で書いています。
もし参考に読んでくれたらうれしいです。
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