【お客様目線で解説】「スーモ」?「ホームズ」?家探しサイトで絶対知っておくべき特徴!

一戸建て(建売)の探し方
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20年以上不動産業界で働いている「1972年生まれくん」といいます。

このページでは、「住宅探し」をできるだけわかりやすく、住宅探しをはじめたばかりの方が少しでも安心して、良い住宅とめぐり合えることを目指して、解説していきたいと思います。

今回は、住宅探しの第一歩。「住宅情報サイトをつかっての物件探し」についてです。

物件探しは、まず住宅情報サイトをみることから始めよう!

住宅サイトには「スーモ」や「ホームズ」、「アットホーム」に「オウチーノ」などなど。。いろいろありますよね。。どのサイトを見ても、同じような物件が、いろんな不動産仲介業者から掲載されています。

 

住宅探し初心者の方のよくある疑問

 ・不動産サイトの「掲載物件」ってどこも同じなの?

 ・どういう特徴があるの?

 ・掘り出しもの優良物件に出会えるのはどのサイト? 

 

こんな疑問に今回は、住宅情報サイトの2強、「スーモ」「ホームズ」に絞って、この記事で解決していきたいと思います。

(※今回は、不動産仲介売買のケースで書いていきます。「売主・仲介の違い」については、後日別記事で掲載する予定です。)

 

不動産サイトの「掲載物件」ってどこも同じなの?   ⇒  違います。

不動産情報サイトに掲載されている物件は、どこも一緒なのか?結論として「違います!」。

そもそも、物件がどのようにして掲載されているかというと、

不動産仲介業者が、「物件を掲載枠(掲載できる数)」を不動産情報サイトから購入して、掲載しています。

ここがポイント!つまり不動産仲介業者が「スーモ」と「ホームズ」にどのくらいの物件数を掲載ができるかによって、掲載物件の内容が変わってくるのです。

 

「スーモ」と「ホームズ」は、何が違うの?

 

「スーモ」と「ホームズ」。物件掲載数やPV数の違いは当然あるとして(物件掲載数、PV数ともにスーモが圧勝!)今回注目したいのは

仲介業者が支払う「物件掲載料金」の違いです。

ハッキリ言えば、「スーモ」の掲載料金は高い!!でもお客さんはかなり見てくれる!

不動産仲介業者は、スーモの掲載料金は高いので、あまりたくさんの掲載枠を購入できません。でもスーモの集客力は大いに期待できる。

そこで、スーモに掲載する物件はこうなります。

・売れ筋のエース級物件を掲載!

・仲介手数料をしっかり稼げる物件を掲載!

仲介手数料とは、不動産仲介業者へ支払う手数料のことだよ。

料金は、売買代金の3%+6万円+消費税だと考えておけばOK。(400万円超の物件価格の場合)

4,000万円の物件だと、138.6万円!!

 

一方、ホームズはスーモに比べて、掲載料金が安いです。その分掲載枠を多く確保できるので、幅広い物件を掲載することができるという利点があります!

 

掘り出しもの優良物件に出会えるのはどのサイト?

不動産仲介会社には、様々な物件情報が集まってきます。
その中で、不動産仲介業者が稼げない物件」というものがあります。
(※事情があり、売主から手数料がもらえない新築住宅や未入居住宅など)
先ほどスーモ掲載の条件で「仲介手数料をしっかり稼げる物件を掲載!」と書きましたが、これは売主さん・買主さん、両方から手数料をしっかりもらえる物件ということです。

仲介手数料についての詳細は、今後、記事を書く予定ですので

その際は、是非みてください。

稼げない物件より、稼げる物件を売りたいのは、不動産仲介業者の性。。。
この「稼げない物件」は、お客様へ紹介されにくく、掲載料金の高いスーモに掲載されることはかなり難しいと思います。
しかし、ホームズは多くの掲載枠を持っていることが多いため、掲載する物件が少ないときはこの「稼げない物件」を掲載することがあるのです。

私も、枠を全部使いきれないときは掲載していました。

この物件が、意外と条件が良い物件だったりすることがあるのです。
こんな物件をみつけることができたら、ラッキーですね!
ただ、不動産仲介業者の営業さんは「売りたくない」オーラ全開で接客してくると思いますので、お客さんの強い精神力が必要ですね!!

まとめ

今回の記事をまとめると、、
1.「スーモ」と「ホームズ」 掲載している物件は違う!
2.「スーモ」は掲載料金が高いため「エース級の売れ筋物件」を掲載していることが多い!
3.「スーモ」は不動産仲介業者が「稼げる物件」を優先して掲載していることが多い。
4.「ホームズ」は「スーモ」には掲載していない物件も掲載されていることが多い。
なかには掘り出し物(不動産仲介業者が稼げない物件)が掲載されていることもある。
とこんな感じになります。
私はお客様に「まずは「スーモ」で希望エリアの物件情報や相場感を確認し、さらに深い情報を仕入れたくなったら「ホームズ」も併せて確認する」ということをおすすめしています。
ただし、「掘り出しもの物件」を期待しすぎるとすでに売れてしまっている「超お得物件」をいつまでも掲載してお客様からの問い合わせを待つ不動産業者に捕まってしまうことがあるのでご注意下さい!(おとり物件って言われているものです。。)
住宅探しは、後悔しないようにしっかり自身が納得できるまで様々な情報を集めてもらいたいと思います。
今回の記事がその一助になることができたのならば、とてもうれしく思います。
皆様が、こころから満足することができる住宅にめぐり合えることを心から願っています。

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