こんにちは!
映画大好き!今でも映画監督になりたい!と夢を持ち続けている、1972年生まれくんです。
今回は、ハッピーエンド!観たあと幸せな気持ちになる映画を5つ紹介したいと思います。
後味悪~い映画もいいけど、やっぱり映画は幸せな気分にしてくれるものがいいですよね!
今回ご紹介する映画は「ちょっと気持ちが落ちている人」にもおすすめ!
きっと前向きな気持ちになることができるとおもいます!
1位 素晴らしきかな人生!
毎年、クリスマスが近づくとこの映画を観るのが私の行事になっています!
なので、もう30回以上観ています( ^)o(^ )
この映画は本当に素晴らしい!!
劇場公開されたのは1954年で白黒映画です!
白黒映画ということで「とっつきにくい」と思うかもしれませんが、是非一度観てみてほしいです!
この映画の素晴らしいポイントは、前半の物語がきれいに後半回収される見事な伏線!
そして、観た後「人生ってなんて素晴らしいんだ!!」と幸せをかみしめること間違いなし!
内容については、是非観ていただきたいのであえて書きません!
第19回のアカデミー賞で作品賞含め5部門受賞した名作です!
ちょっと気持ちが落ちている友人から相談を受けた際は、この映画のDVDをプレゼントするようにしています。
何を隠そう私自身、10代後半の時にこの映画に出会い、映画のすばらしさに心を奪われてしましました。
こんな幸せな気持ちにしてくれる映画を自分も撮ってみたい!とそれ以降映画の世界にはまってしまい、今でも映画監督を目指しています。
私の人生にも大きな影響を与えた映画です!是非、まだ観ていない方はもちろん、観たことがある方ももう一回見てもらえるとうれしいです!
2位 アパートの鍵貸します
この映画の監督は、私がこの世で一番尊敬する監督「ビリーワイルダー」!
この映画はビリーワイルダー監督十八番のコメディー映画です!
私はこの映画が大好きで、好きすぎて、何から書けばよいかわからないのですが、とにかく素晴らしいところをご紹介いたします!(少々熱くなってしまうかもしれません。。)
まず、役者が素晴らしい!俳優ジャックレモンと女優シャーリーマクレーンの2人の演技と魅力がたまりません。
ジャックレモンの憎めない笑顔とお茶面な演技が秀逸!そしてシャーリーマクレーンが可愛すぎる。。
この最強タッグというだけでも十分楽しめます。
が、この映画は役者の素晴らしさだけではありません!
脚本が超~神レベル!こんな映画観たことありません!一体どうやったらこんな脚本を書けるのか?!
どんなところがすごいのかというと、セリフじゃなく「アイテム」や「小道具」が登場人物の感情を観客に伝えてしまうのです!
この映画は「私悲しいわ。。」とか「僕は心配だ。。」などの感情を表すセリフはほとんどありません。
独り言のように自分の感情をセリフで言って観客にわからせるような映画がよくありますが、そんな手抜きはこの映画にありません!
割れたコンパクト、テニスラケット、洗面所にあるカミソリ刃、トランプ、シャンパン、ピストルなど
主人公の部屋にあるものや、ヒロインが持っている小道具たちが雄弁に感情や物語を伝えてきます。
観客は、割れたコンパクトを見ることで「ヒロインは苦しい恋をしているんだな」ということがわかるようにこの映画は計算されてできています。そして涙が出るくらい伝わってきます。
この作品の脚本は、監督のビリーワイルダーとIALダイヤモンドの共作なのですが、このIALダイヤモンドが協力するようになってからのビリーワイルダー監督の作品は格段に面白くなったと思います!
まさに天才の領域!
最後はもちろんハッピーエンドで、ほっこりした幸せな気持ちになります!
是非、「アパートの鍵貸します」を次に見る映画候補に入れていただけたらとても嬉しいです!
3位 ショーシャンクの空に
定番すぎてすみませんm(__)m
でもこれはやはりランクインせざるを得ません!
原作はスティーブン・キング。なんか怖い物語を書く作家というイメージがありましたが、こんな感動的な物語を描くこともできるんですね。さすが巨匠!
内容を簡単言えば「脱獄もの」ですが、「勇気」や「希望」を与えてくれる名セリフがたくさんあり、観る者の心に「希望の光」を与えてくれます。
特に私に刺さった名セリフはこちら!
監獄に閉じ込められそして出所の望みも絶たれた境遇のなか、自殺してしまうのではないか心配した仲間に対し主人公のアンディが言うセリフです。
この言葉の真の意味が分かったとき、涙が止まりません。。。。
役者もバッチリはまっています。主人公アンディを演じるのは「ティム・ロビンス」
頭が良くいい人そうだけど、どこか抜けているようで、何を考えているのかよくわからない。
本当に無実なのか?本当にいい人なのか?謎めいたとてもいい雰囲気を醸し出しています!
獄中の友達レッドを演じるのは「モーガン・フリーマン」
彼の脚本を恐ろしいほど読み込み計算されつくした演技はまさに一級品!
それでいて自然体なんです。もう最高です!
特に「トリ肌」ポイントは、冒頭と最後にでてくる「仮出所」の面談シーンの違いです。
最後の面談シーンでは、アンディと出会い、夢や希望を持ち、刑務所から外の世界に出る覚悟を決めたことが「目線の動き」、「表情」で伝わってきます。。
そのとき言うセリフもかっこいいです!!
最後に、「監督の情熱がハンパじゃない」映画です。
それぞれの人物の感情が、カメラワークに乗り移っています!
主人公は今どんな気持ちなのか?気持ちの強弱をセリフではなく、顔のアップや遠目からの「引き画」を実に考え抜いて撮影しているので、ガンガン感情に染み込んでいきます。
本当に良い監督の作品は、セリフは少なくていいのかもしれません!
こんなカメラ割を考えられるなんて、信じられません!本当に尊敬します。
冒頭約10分の「伝説のワンカット」シーンは必見です!!
これは凄いですよ~!ワンカット撮影は本当に大変。当たり前ですが本番一発撮りで、ミスがあったら最初からすべてやり直し。。。
こんな撮影方法、普通の人は絶対やりません。ちょっと変わった人でもやりません。
撮影の手間、段取りを想像しただけで吐きそうになります(笑)
これをやってしまうのだから、監督フランク・ダラボンは相当イってしまっているのだと思います(*^▽^*)
驚き要素たっぷり!そして、観た後とても前向きになれる!最高の映画です!!
4位 ザ・マジックアワー
これは私、大好きな映画なんです。
三谷幸喜監督は数々の映画を撮っていますが、この「ザ・マジックアワー」は最高に笑えて、涙腺が崩壊するくらい泣ける!
2位で紹介した「アパートの鍵貸します」の監督ビリーワイルダーと三谷幸喜監督は、テイストが似ていると思います。もし三谷作品が好きな方は、ビリーワイルダーの作品も是非観てください!
話が逸れましたので、元に戻しますと
まず、この映画の素晴らしいところは「物語が美しい。」
この映画のタイトル「マジックアワー」にこめられた想い。
そして最高に美しい時間は、毎日やってくるという希望を私たちに与えてくれます。
三谷監督は対談で「誰かを感動させたいなんて思ったことがない」とコメントしていましたが、「抑えるところはきっちり抑えている」そんな三谷作品が私はやっぱり好きだな~と改めて感じました。
全体を通してのストーリーは美しいのですが、最高のコメディー要素が散りばめられています。
その中でも秀逸なのが、佐藤浩市さん扮する「デラ富樫」!
これは笑えます。腹抱えて笑えます。
マフィアのボスを前に、ナイフを舐めくり回すシーンはヤバすぎる!
どうやったらこんなシーンを撮影できるのか?台本に書いてあったり、監督から指示されてやっているのではないような、どこかアドリブ的な要素が含まれているような感じがします。
「最高のコメディ芸人は素人だ」とテリー伊藤さんはおっしゃっていましたが、このシーンはまさに演技プランを突き抜けた、尋常でない面白さを感じます!さすが三谷作品!!
個人的には、この作品に出演している西田敏行さんも最高!。
マフィアのボスを演じているのですが、チャーミングなんだけれども、どす黒い闇のようなオーラを背負っています。
そのギャップが最高に笑える。
このチャーミングと恐怖を両立させた役を演じる西田敏行さんは最強!
ほかにもこんな役を演じている西田さん作品を探していますが、なかなかみつからない。。。
この作品はとても希少な作品なのかもしれません(*^▽^*)
というわけで、この作品は「笑い」と「恐怖」と「感動」が大振れする振り子のように襲い掛かってきます。
思いっきり笑った後、感動させられてしまうシーンがくると、もう感情の振れ幅が大きすぎて涙がとまりません。
後半、デラ富樫が一人映画館で、スクリーンを観ているシーンがありますが、もう涙が止まらなくてヤバすぎる。。。
笑って、感動して、ハッピーな気持ちにしてくれる!
これは本当に素晴らしい映画です。
5位 猟奇的な彼女
この映画は脚本が本当に素晴らしい!
脚本家の執念を感じます。これだけの魂がこもった脚本はなかなかお目にかかれない!
この映画は、観る人を感動の渦に巻き込みまくります!!
私はあまり韓流を観ないので、正直この映画にあまり期待をしていませんでした。本当に心から謝罪したい気持ちです。
是非、韓流好きではない方もこの作品は観てほしいと思います!
2001年に公開された映画なのですが、今も色あせません。
ハチャメチャな彼女に振り回される大学生キョヌのドタバタラブストーリー。
なのですが、この彼女のハチャメチャの行動は。全て後半の物語につながっていきます。
「伏線」ってやつですね。
それが、あまりに見事!そして心を揺さぶられてしまう。。。
伏線が回収されるたび、心が切なくなっていきます
そして、最期はすごい結末!涙が止まりません。本当に脚本を書いた方は神レベルです!!
彼女を演じた「チョン・ジヒョン」は、勇ましい役なのですが、映画が進むにつれ、どんどんかわいく見えて愛おしくなってしまう。
おっさんをも虜にしてしまうとは、、おそるべし韓流。。
この映画の名セリフ「運命は努力をした人だけに、偶然という橋を架けてくれる」
は実際にこの映画を観ると、かなり心に刺さります。
「もう学園ものの恋愛話は興味ない」という、年代の方に是非観てもらえたらうれしいです。
そして観終わったあと、ほっこり幸せな気持ちになってくれたらうれしいです。
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