【陽あたりの良い家(戸建)は買うな】後悔する日当たりの良い戸建の真実!

読んだ人だけ得をする「新築」購入テクニック
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こんにちは。

20年以上不動産業界で働く、宅建士+ファイナンシャルプランナーの1972年くんです。

今日、お伝えしたい内容は「陽あたりの良い戸建ては買うな!」です!

  • 日差しが差し込む、温かいリビングのある家が欲しい!
  • 陽が差さないジメジメした家なんて絶対にヤダ!

こんな感じで、日当たりを最重視して家を探している方、結構多いと思います!

結論から先に申します。。。

たぶん、その家探し「後悔する結果」になると思います。。。

ド直球な言い方をしてしまい、申し訳ありません。

ただなぜ後悔する結果になってしまうかというと、「陽当たりの良い家のデメリット」を理解していないからだと思います。

実際、ご対応させていただいているお客様も理解していない方が多いです。

そこで今回は、陽当たりの良い家(戸建)は「こんなデメリットがある!」ということをお伝えしたいと思います。

不動産業者への忖度無しで、私個人の意見の内容になりますが、かなり不動産業界の核心をえぐったものになっていると思います。

最後まで読んでいただけたらうれしいです。

本当に「陽当たりの良さ」を最重視する人が買うべき住宅は2択のみ!

住宅を選ぶ際に様々な希望条件があると思いますが、「日当たり」を最重視する方。

冬で太陽の高さが低くなっても、リビングに温かい日差しがたっぷり入り込み、暖房いらずの暖かい部屋。

朝カーテンを開けると朝日が差し込み、ゆったり窓際でモーニングコーヒーを。。。

こんな生活プランを描いている方の買うべき住宅は2つしかないと思います!

陽当たり重視の人が買うべき住宅2択

・マンションの高層階の南向きの部屋

・低い建物しか建てられないエリアで、南側が15m以上自分の庭にできる戸建

マンションでもOKという方なら問題ない可能性はありますが、戸建てを希望している方にとっては、結構厳しい条件だと思います。。

低い建物しか建てられないエリアとは、不動産用語で「第1種低層住居専用地域」と言います。

「原則、家の高さは10mまたは12mまで」と定められている区域です。

この区域でも、冬至に1階の部屋に日差しを差し込ませたいなら15mは自分の庭にしておく必要があります。

隣の家の方の土地を含めて15mは駄目ですよ。今は空いている土地でも将来建て替えなどで空き地ではなくなってしまう可能性が高いですから。。。

ちなみに15mの長さとは、「5階建てのマンション」や「ナイヤガラの滝の幅」くらいなのだそうです。。

こんな広大な土地を購入するのって、かなりハードル高いです。。

ではなぜ、これ以外の戸建てで日当たりを求めると、どんなデメリットが待っているのか?

このデメリットを事前に知って、それでも日当たりの良い戸建てを自らの意思で選ぶのであれば、それはきっと素敵な住宅選びになると思います!

日当たりの良い家のデメリット

日当たりの良い家のデメリットをあげるとこんな感じです!

日当たりの良い家のデメリット
  1. 通行人に部屋の中を覗かれる。
  2. 今は南側が空き地でも、将来建物が建ってしまう。
  3. 将来建物が建たない土地って「墓地、公園、線路、道路」

もう少し、詳しくご紹介します!

通行人に部屋を覗かれる

日当たりの良い家の典型は、南道路の家!

でもこれ、未完成の時に図面だけ見て購入すると、痛い目にあう可能性が高いですよ。。

家ができて入居したら、通行人からリビング丸見えという可能性大です。

道路のある日当たりの良い南側に、リビングなどを配置した間取りになっていることが多いと思います。

近隣の南道路の家を散歩がてら、よく観察してみるとわかると思いますが、昼なのに雨戸を降ろしている家が結構あると思います。

通行人からリビングが丸見えなので、せっかく陽当たりがいいのに雨戸を閉めてしまっているんです。。

これでは、何のために日当たりの良い家を買ったのかわからないです。。

実体験として、通行人は結構な確率で家の中を覗きます。

こんな状況で生活するのは、かなりのストレスだと思います。

南道路の家には、ホントにご注意を!!

今は南側が空き地でも、将来建物が建ってしまう

南側が駐車場や他人地の空き地になっていて、日当たりが良い家って結構あります。

この土地に今後建物が建つことはないだろう!と自分勝手に思い込んでしまうお客さんが結構多いです。

実際、不動産営業の方も上手にマインドコントロールしていきますから。。

でも、断言します!建物は建ちます!

かなりの確率で建ちます!

リビング真っ暗になります!

陽当たり重視で家を選ぶ方は、他人地に期待しては絶対にダメ!

「将来真っ暗になっても仕方が無い」と覚悟を決めて、このような住宅は買うことをおススメします!

将来建物が建たない土地って「墓地、公園、線路、道路」

将来建物が建たない土地って、ろくなものがありません。

公園っていいかな~と思った方がいると思いますが、正直あまりおススメしません。

夜、若者が集まって騒いだり、スケボーなどをしたりすることもあります。

怖い思いをして、買い換えの相談にくるお客さんもいました。

線路は、騒音・振動に対する覚悟が必要です。

道路は、大きな国道だと排気ガスやトラックの騒音、その他の道でも通行人の目線などが気になります。

この中で最も良いと思うのが、小さな墓地。

ちょっと恐い気がしますが、管理の行き届いた小さな墓地であれば結構ありです。

私のお客さんの満足度も高いですよ!

まとめ|戸建てを探すなら、陽当たり以外の条件を最重要視した方がいい!

以上、陽あたりの良い家(戸建)のデメリットをご紹介しました。

私個人的な感想として、ホントに陽当たりを最重要視する方は、マンションの高層階の南向きしかないと思っています。

戸建てを探すのであれば、日当たりのデメリットをしっかり理解して、不動産営業に言われるがままではなく、自分自身で納得して購入することができれば、きっと素晴らしい住宅に巡り合えると思います。

住宅選びは、人生で最高に楽しいイベントです!

皆様が素晴らしい住宅に巡り合えますように!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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