「住宅ローンの残高が減るとホッとする」
これはごく普通の感覚です。
でも、不動産業界で20年以上、宅建士・ファイナンシャルプランナーとして多くの方を見てきた中で、
「この人、賢いな~」と感じる方は、ちょっと違う視点を持っています。
今回は、住宅ローンの残高を見てむしろ“ハッピー”になる人の思考回路をご紹介します。
自分は、日本でもっとも安い金利でお金を借りられる特別な存在である!

住宅ローンは、今の日本では1%以下の金利で借りられることもある超優遇された借金です。
だから住宅ローンを利用できた人は、銀行が認めた「超優秀な特別な存在」なのです!
- 事業資金 → 約3~6%
- マイカーローン → 約3%前後
- カードローン → 10%以上もザラ
その中で住宅ローンは、1%以下という圧倒的な低金利。(変動金利の場合)
つまり、
👉「めちゃくちゃ安くお金を借りられている素晴らしい状態なのです」
なので、「さっさと繰り上げ返済してしまうなんてもったいない!」と考えている方をみると、「賢いな~」と思ってしまいます。
「死んだら借金チャラ」を正しく理解している!

住宅ローンには、
👉 団体信用生命保険(団信)
が付いています。
これは、
- 死亡時
- 高度障害や重大疾病(条件あり)
などの場合に、住宅ローン残高がゼロになる仕組みです。
多くの人の考え方
「もし自分が死んだら…」
「家族に迷惑をかけないように完済しておこう」
とても責任感のある立派な考えです。
賢い人の考え方はこう
一方で、私が「賢い!」と思う方はこう考えます。
👉「どうせ死んだらローンは消える」
👉「なら現金は減らさず残しておこう」
つまり、
- 無理に繰り上げ返済しない
- 手元資金をしっかりキープする
という判断です。
住宅ローンの残債は、生命保険の受け取り額なので多い方がハッピー!

住宅ローン残高=生命保険のようなもの
この考え方に立つと、見え方が変わります。
👉住宅ローンの残高が多い=保険金が大きい状態
とも言えるのです。
つまり…
- 残債が多い → 万が一のときに家族の負担ゼロ
- 手元には現金がしっかり残る
👉むしろ安心材料になる
繰り上げ返済を急ぐのは本当に得なのか?
「早く返したい!」
「繰り上げ返済しなきゃ!」
って、借金があると思ってしまいますよね。。
もちろん間違いではありませんが、賢い人はこう考えているようです。
👉「この低金利の恩恵、手放すのもったいなくない?」
例えば…
- 住宅ローン:金利0.5%
- 手元資金:運用で5%の可能性
この状況なら、無理に返すより手元資金を活かす方が合理的とも言えます。
やってはいけない“もったいない行動”
特に避けたいのがこれです。
👉 住宅ローンを繰り上げ返済
👉 その後にカーローンを組む
これは完全に逆です。
- 住宅ローン → 低金利(優秀な借金)
- カーローン → 高金利(コストの高い借金)
賢い人は、
👉「住宅ローンは最後まで借りる」
👉「それ以外の借金はしない」
というシンプルなルールで動いています。
まとめ
住宅ローンに対する「賢い人の思考回路」はシンプルです。
- 住宅ローンは超低金利の特別な借金
- 無理な繰り上げ返済はしない
- 他の高金利ローンは避ける
- 団信の仕組みを正しく理解する
- 手元資金を大切にする
そして最終的にこうなります。
👉「住宅ローンの残高が多い=悪いことではない」
👉「むしろ戦略的に活かせば安心につながる」
住宅ローンは「ただの借金」ではありません。
使い方次第で、人生を安定させる“武器”にもなる金融商品です。
残高を見て不安になるか、
それとも「うまく使えている」と感じるか。
その違いが、将来の安心感を大きく左右するのではないかと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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